遠隔でのお買い物

 やあみんな、新たな強敵コンテンツを愉しんでるかい? 僕はといえばサポートキャラの尊い命を骨と犬に捧げ続けて、なんか背中が重くなってきたよ。

 と、ここで緊急提言だ。めずらしくというか、さほど楽しいお話ではないから「いまは闘戦記が楽しくて仕方ないんだ!」という人は読まないでくれたまえ。
 

お取り寄せは慎重に

 闘戦記の実装直後である昼間はTwitterを見るばかりだった僕だが、そのときにちょっと思ったコトがある。

 「みんな、今からそんなに装備を買って大丈夫かい?」


 もちろん「人の決めた買い物に外からケチをつけるなんて、老婆心とさえ言えやせんぞッ!」というコトはわかっている。個人の決断に絶対的な「間違い」などあろうはずもない。こんなことは本来あきらかに言わでものことだ。

 それでもこんなコトを言うのは、昨今は便利ツールを使って仕事場などから「遠隔」で買い物することさえできる、という事情による。

 つまり、自己由来の「必要性」を感じていないままでも、外からの情報のみを頼りに「買う」という決断ができてしまうのが現在のDQ10である。便利さの裏側には「それが無ければ掴んでしまうハズのなかった高騰タイミング」で買い物をしてしまうリスクがある。


 新コンテンツ実装当初に飛び交う情報というのは、有り体にいって玉石混交だ。「コレが必要、アレも必要」という類の情報に関しても、そこには眉唾のモノも含まれてくる。

 コンテンツ内容が複雑であればあるほど「本当に必要なモノ」と「本当は無くてもいいモノ」を最終的に見定めるのには時間もかかる。

 しかも闘戦記に関して言えば、今日はまだ「LV1」の日である。今日の戦術が明日も有効な戦術であるとも限らず、「必要なモノ」は変わってくるかもしれない。

 そんなワケで、盛り上がりの最中に水を差すようなコトを言って恐縮なのだが、まだ自分の体感が伴っていない中での「大きな買い物」はどうか慎重に、という提言をしてみた次第だ。


 僕がこんな退屈な話をあえて書いたのは、ダークキング実装当初のことを思い出したからだ。

 「どくガードが調達できない」というそれだけの理由で、人と一緒に遊ぶことをためらう人が続出したあのコトである。

 ゴールドに余裕がある、つまり時間に余裕がある人ならいいのだが、そうではない人が本当は必要のなかった「大きな買い物」をしちゃった結果として、本当に必要なモノが手に入らなくなって…という事態を、昼間のタイムラインを見ている時にちょっと想像してしまった。やはり結構多くの人が「必要なものが自分には買えなくなる」事態を心配していたからだ。僕が日ごろTwitterで日常を覗かせてもらっている人にはライト寄りの人が多いためかもしれない。

 そして先述の、遠隔買い物機能がなければ「掴むことはなかったハズの高騰タイミング」を掴んでしまいやすいのは、情報吟味に使える時間も限られているこうした人たちのはずだ。

 おせっかいを百も承知で「そんなに慌てなくてもいいと思うよ」というコトを言うためのお話でござった。ゲーム設計の面から言っても「どくガード」のような事態はもう二度と起こらないと思うし、フツウに供給される装備の場合は高騰がそれほど長く続くことはない。

 とにもかくにも、買い物で失敗するならばせめて「自分で体感した必要性」に従って失敗してやろう。外からの情報だけを頼りに失敗して「だまされた…」感を得てしまうのと違い、実際に遊ぶ中で起こった結果的な失敗は「やっぱりアレは要らなかったなあ、ガッハッハ!」と笑い飛ばせるモンである。