闘戦記の6日間における変遷

 闘戦記もすでに「LV1⇔LV2」のループを3度繰り返し終えた。僕はその間、Twitterという限定された場所で情報収集をしていのだが、そのわずか6日ほどの間に闘戦記攻略は様々な局面を見せてくれた。気をつけないと自分で遊ぶのと同じくらい、その流行の移り変わりを追うのが面白くなっちゃうほどに。

 その一連を総括する意味もこめて、闘戦記の討伐パーティ構築がいかに変遷していったかを書いてみよう。そこそこTwitterに入り浸った自負(?)はあるが、あくまで僕の管見の限りの局地的な話であるからして、いつもどおり読み物程度のモノと考えていただきたい。あまり細かく書いてもアレなので、大きく3局面に分けてみる。
 

討伐パーティと流行の変遷

・天地の台頭と「戦戦天僧」の確立

 当初はもちろん様々な職業構成が試され、レンや道具、魔戦といった面々もしばしば戦線に駆り出されていた。初日に限ればちゃんとバトもいた。そう、いたのだ…うっうっ。

 ただ、真っ先に「鉄板」として固まったのは「戦戦天僧」構成だ。闘戦記におけるカカロン様天地の有用性が認知され始めたことで成立したパーティといえる。LV1はこの構成で初勝利を果たした人も多いようだ。

 そしてその勢いを駆って、翌日は同じ構成でLV2の討伐報告も上がった。しかしこれにはかなりのスキルが要求されたようで、同じ構成では歯が立たなかったという報告のほうが数は圧倒的だった。ローガストが戦士に対して頻繁に怒ることがわかると「はたして戦士は鉄板か?」という疑問も浮上した。

 ちなみに同じくLV2初日に「戦占天僧」「パパ魔魔」「戦天天僧」といった構成でも討伐報告があがった。また、あとの話題を先取りしちゃうと、この時点でも「キラパン」や「キメラ」に着目していた人は決して少なくなかったのだ。

 最初の2日間を今から振り返るなら「まだ人間だけの闘いだった」時期といえる。ちなみに初日時点でサポ3討伐も達成されていた。僕はムリだったよ、クヤシイッ!


・キラパンの猛威

kirapantowin

 3日目(LV1)あたりから、キラパンを組み込んだパーティが急増する(以下、略称は猫)。その行動速度により、人間操作の天地よりも火力が出せると判明したのがその大きな理由だ。これはつまり「人間3人」というPTが増加したことを意味する。

 かわって鉄板構成となったのは「戦天僧猫」だが、すぐに「僧僧天猫」へとメジャーが移った。これはゾンビ戦術が本格的に戦いの軸として採用されたというコトだ。後世、バイオハザードと呼ばれる。

 この「僧僧天猫」はLV1で猛威を振るい、LV2でも討伐報告が出ているが、やはりこれも誰もがたやすくLV2に適用できるほどではなかった。

 ちなみに、キラパン入りが流行したことで、キラパンに限らず「サポート入りでもLV1を倒せるのだ」という認識が一般化した。おそらく、これが招いた事態こそが3回目のLV1(4/16)の夜におこった重度のラグである。挑戦するプレイヤーの数は据え置きのまま「パーティの数」が増加、つまり生成される戦場の数が増えてしまったために、想像外の負荷がサーバーにかかったのだと思われる。


・キメラの飛来

 6日目(LV2)にさらなる変化の兆し。キラパンに続きキメラの実用性に注目が集まったのだ。キメラ(以下、略称は禿)の仕事は僧侶とさほど変わらないが、モンスター独自のスキルによる「獄門無効」「射程延長」「行動回数増加」といったメリットがゾンビ戦術に拍車をかけた。合言葉は「みんな、向こうで会おう」。

 そしてキラパンとキメラを連れていくということは、「人間2人」による闘戦記の開幕を意味した。「僧レン猫禿」次いで「僧天猫禿」構成がブームとなり、討伐報告も増えた。ちなみにこの構成で2アカ、すなわち一人操作で討伐した人もいるそうだ。まさしくまもの使い。

 いっぽうで、人間4人パーティにも幅が出てきた。僧天の構成にパラを加えたり、デッキの最適化が進んだ占いが台頭したり、ふたたびレンが活用されたりと、討伐報告の多様化が進んだ。バトル上級者たちはすでに鉄板構成という枷を外して、あるいはLV3への挑戦までを見越した研究を重ねているようだ。
 

所感

 仲間モンスターの台頭という衝撃の事態は、よくもわるくも多様な反響を呼んだ。

 さて、この事態を必然とした理由は大きく言って2つだ。1つ目は先述のように、仲間モンスターの性能に人間を上回るポイントがあったこと。そして2つ目は、乱戦という環境とAIとの相性の良さである。

 ギミックはあれど敵1体を見ていれば済んだ常闇とちがって、闘戦記のバトルはめまぐるしい乱戦となった。熟練プレイヤーであればその環境への適応も早いが、多くのプレイヤーにはまだ難しい。視界外からのブーメランに貫かれたり、魔蝕に飛び込んでしまったり、というミスは「あって当然」なのが現実だ。

 ご承知のように、AIは「回避可能な攻撃」に対してめっぽう強い。そしてこの特性は、人間がまだバトルに不慣れな段階ではとくに大きなアドバンテージになる。先日僕も書いたようなサポートAIの底力がいかんなく発揮される、今はそういう局面だということだ。

 けれども、AIと違って人間は進化する。いずれ多くの挑戦者たちが腕前を上げた暁には、そうした点における仲間モンスターの利点は目減りし、あるいは欠点にすらなるかもしれない。

 そういった目でみれば、仲間モンスターが大活躍しているこの事態を、さほど問題視するような必要はないのではないかと僕は思う。もし彼らのチカラが現時点で人間の能力を超えているならば、これから頑張って人間様のチカラを思い知らせてやればいいのだ。

 もちろんこんな野心とは無縁に、我々を助けてくれる彼らに全力の愛で報いるのもイイ。猫にはお肉をあげ、禿には帽子でもプレゼントしよう。