スキルによる みかわし率補正の検証

先日のみかわし率検証は、結果的には「とうに定説化していた事実」を再確認しただけにおわった。マァそんなコトもけっして完全なムダではあるまい。既存知識の再検証はちゃんとした学術の世界なんかでも大事にされている。そう信じて、今日もみかわし率のお話を続けてみよう。

さて、当座確認できたのは「すばやさに由来するみかわし率」についてのみ。次はスキルや装備によるみかわし率補正を扱いたい。といっても、こうなったら一つずつゆっくり片づけていくしかあるまい。

というコトで、今日はスキルで盛るみかわし率について、だ。これを優先するのは、例の「回避型ホイミン」の本当のポテンシャルを知りたいという個人的希望による。
 

スキルによるみかわし率補正の検証

 とはいえ、スキルのみかわし率なんて検証するまでもなく「もちろん加算に決まっているのでは?」と思うのが大勢だろう。僕もほぼ間違いなくそうだ思っている。ただそれはそれとして、今日の検証にはサブターゲットがある。

 じつは、先行する検証などを探していた時に気になる記述をみたのだ。仲間モンスターのスキルについてである。
 ある検証によれば「仲間モンスターの取得できる『常時みかわし率+』には、重複しないものがある」可能性が高いらしいのだ。

 そこそこに昔の記事であり、また検証手法までは書いていなかったのだが、コレが本当だとしたら個人的に痛い。「回避型ホイミン」の魅力が薄れてしまう。これは確かめておかねばならんっ。


 そこで今回用意したのは、すばやさ728に加えて、追加スキルの「すばやさ」ラインと「みのまもり」ラインそれぞれにおいて「常時みかわし率+5%」を取得したキラパン君。

 どうもこのように追加スキルで同名のパッシブを2つ取得した際に、片方の効果しか発揮されないかもしれないとのコトなのだ。ほかでは聞いたコトのない説ではあるのだが、その「可能性が高い」とまで書いてあったため、無視はしがたい。なんかちょっと「さもありなん」な感じはするし。

 さて、もしこの説が正しければ、キラパンのみかわし率は約12.2%になる(仮説①)。2つのパッシブがごく一般的な感覚どおりに加算されていれば約17.2%(仮説②)。これだけ数値が違うのなら、ある程度の試行によっていずれが正しいかは確定できそうである。あるいは、どちらとも違う数値が出るか? さあ、やってみよう。

 検証方法は先日と全く同じ。全裸にあらくれベルトな荒野のド変態ウサギたちとくんずほぐれつ戯れるばかりである。…書いた文章に自分で気持ち悪くなるなんてレアケースだぞ。

 
 ちなみになぜホイミンでやらなかったかというと、回復系AIは全力で逃げてしまうためみかわし発動のカウントがやりづらいからである。
 

検証結果

 実践におけるキラパンのみかわし率、その推移は以下の通りになった。

攻撃された回数 身をかわした回数 みかわし率
200 41 20.5%
400 71 17.75%
600 108 18.0%
800 136 17.0%
1000 164 16.4%

 なぜかこないだと一緒で、前半に上ブレしてだんだん下がっていくという線を描いた。

 しかしこれらの数字は確実に「仮説②」を支持しているだろう。もっともみかわし率が低くなった1000回時点でも仮説①の数値を大きく上回っている。

 というわけで、少なくともVer4.1現在に関する限り、みかわし率の同名パッシブは重複しないという現象は確認できないようだ。もし以前はこの仕様だったとするなら、どこかでちゃんと重複するようにしてくれたというコトになる。
 

 そしてコレが元々のお話だが、スキルによるみかわし率補正は単純加算で考えて構わない、というコトでよさそうである。またしても「もっとも一般的な考え方」を再確認するに終わってしまった。だが確認したことにも意義があると信じたいのだよ私は。
 

おわりに

 せめて装備のみかわし率も(おそらく)単純加算であることまで一緒に確認したかったが、当座は1000回分を試行する時間を捻出するので手一杯だった。小出しも勘弁していただきたい。GWも終わるので、次のステップもちょっと先になるかもしれない。

 スキル分を単純な加算と考えていいということは、スキルでみかわし率を20%補強する「回避型ホイミン」のみかわし率は信頼してもいいのだとわかったわけで、コレが僕にとっては大きい成果だ。ちょっと確認していないが、他にもみかわし率特化で運用できそうなモンスターはいるだろうか?