双月のスティックとまほりこ

 双月のスティックを持った天地が、高難度の闘戦記ではそれほど輝きそうになかったというのが昨日の残念なお話。

 ところで僧侶のスティックとしても、先代バージニアの方が汎用的だともっぱらの評判である。
 …これはいかん、このままでは双月がセーラームーンごっこ専用おもちゃになってしまいかねん。メイクアップはむしろブリガンディアのほうじゃろ?
 

 いや待て、スティックを持つ職業はまだあったはずだ。パラディン、それに踊り子。
 …まほりこ
 

まほりこの左手用としての双月

 まほりこ(魔法攻撃主体の踊り子)の武器チョイスに関しては以前書いたことがある。「扇+扇」「扇+スティック」「扇+短剣」の3パターンについて考えているので、興味があったら読んでみてたも。
 基本的にプロセルピナ2枚による「扇+扇」が総合力に優れるというのが僕の意見で、今日もコレを基軸に考えたい。ブリガンディアのこともひとまず忘れておく。


 さてさて、双月の登場によって「扇+スティック」パターン最大の利点であったメラゾーマのダメージ優位が少し拡大した。「扇+扇」パターンに比べた攻魔差が10から15に拡大したからだ。

 たとえば、プロセル2枚で攻魔750の踊り子によるメラゾーマのダメージ中央値は816(10%ベルト・宝珠込み)。

 この左手を双月に持ち替えて、スティックスキルで180Pに攻魔、170Pにメラギラ系強化を配置すると、攻魔は765になり、メラゾーマ中央値は823になる。

 スティックであれば詠唱速度も盛りやすいので、能動的に早詠みを使えないまほりこは助かる。

 双月の「開幕早詠み」効果はエンシェントククリでも同じことができるけれど、ククリと違って発動後も持ち替えナシで戦えるのなら何かと都合がいい。

 マホトラの衣に関しても、まほりこは比較的MPが枯れやすいので決してジャマになる効果ではない。

 最後に、HP+8の基礎効果も忘れたらもったいないポイントだ。

 そんなわけで、双月はわりとまほりこ向きのスティックだ。…正確にいうと、これまでのスティックがどれ一つとしてまほりこを利する効果を持っていなかったのが切なすぎたのだけど。
 

それでも短所は残る

 双月に限らず、まほりこの左手が扇からスティックになると弱体化する部分もある。

 まずはすばやさ。プロセルピナを2枚持った場合に比べてすばやさが55下がってしまう
 これは詠唱速度錬金の優位でチャラにできるけれど、早詠み発動時は腕錬金(17%)だけでも最速メラゾーマが撃ててしまうコトは忘れずにいたい。

 次に物理火力。まほりこは呪文だけでなく扇特技でも戦えるけれど、左手がスティックになってしまう分だけ総合ダメージは下がってしまう。

 また、じつはベギラゴンの威力も下がる。ベギラゴンの攻魔キャップは710で、攻魔に特化したまほりこの場合はだいたいコレを超えている。ギラ系の強化幅は6%から5%になっているので、わずかながら弱くなってしまうのだ。 
 

 というわけで、左手双月の長所と短所を見てきたのだけど、いかがだろうか。
 正直に言って、双月登場以前のまほりこの場合「扇+スティック」型は長所よりも短所が目立っていたというのが僕の感覚だ。けれども今回、双月が長所のほうを少しばかり嵩まししてくれたので、「扇+スティック」型がやや盛り返してきた感も出てきた。

 もちろん場面次第では「右スティック」なんてパターンもありうるのだろうけれど、僕自身は扇特技に依存しまくっていて右扇以外はほぼやったコトがなく、書けるコトがない。まほりこはまだまだ未開拓の領域を残した遊びだ。まほりこはいまだに曲芸というか「遊び心」のようなモノと思われちゃうことも多いので、もっともっと流行るといいなあ。