バトステVSスマポテ ~トーテム装備時の食事について~

 トーテムセットの到来は、世のバトマス達を再び暗黒空間に引き戻しつつある。

 強力な会心強化効果を持ったトーテムセットはほぼ片手剣バトマス専用防具として、Aペチ戦術の更なるポテンシャルを引き出してくれた。当初は風虎のターン短縮効果との天秤で揺れていたものの、ことダクキン戦に関する限りでは、その体感火力および明確な討伐タイム短縮傾向がトーテムの優位をわかりやすく示してくれることとなった。

 さて、そんなトーテムの強みはとにもかくにも「かいしんダメージ+100」というセットボーナスにある。つまり、トーテムセットを着込んでいる場合はそうでない場合に比べて、かいしん時の恩恵がとても大きくなる。どうやらこのセットボーナスは宝珠「奇跡の会心攻撃」同様、隼改の2撃目補正なども含めた乗算を全て終えてのちに加算されるようなので、尚更である。

 ということは、トーテムセット装着時はいつもにも増してかいしん率の強化に邁進すべきということなのだが、そこで浮上してくるのがスマッシュポテトの存在だ。

 ダクキン戦におけるバトマスの食事といえば、以前までの最メジャーはバトルステーキだっただろう。HPを30、攻撃力を15も増強してくれるこの料理で、レーザー確定耐えラインを満たしつつ火力を高めていた人が多いハズだ。

 しかし、Ver.3.4になって少し事情が変わった。LV解放でHPが伸び、スマッシュポテトを喰らいつつも高HP・高攻撃力を保つセッティングがより現実的になった。そこへきて会心特化のトーテムセットが登場したわけなので、俄然、この超攻撃的料理の可能性を検証しないわけにはいかなくなったのだ。

 そんなわけで、かりんと自身のステータス水準を元にして、ダクキン戦を想定した「バトステ用調整」と「スマポテ用調整」のダメージ期待値をさっくり比べてみることにした。

※レーザー確定耐えのHP値については諸説あるが、ここではひとまず607を目指すべき数字としておきたい。

食事別セッティング

 まずは、かりんとがバトルステーキを食べる前提で着込んでいる装備↓

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 バトルステーキでぴったりレーザー耐えのHP値を満たしつつ、できる限りの攻撃力と毒耐性100を維持するセッティングだ。頭に「毒 + HP16」のトーテムを用意する必要があって金銭ハードルが上がってしまっているが、攻撃金ロザに幻界闘士、セトアンクで限界まで攻撃力を伸ばせているのでそれに見合うだけの成果はあるのだ。もちろん、破毒の指輪を使う場合は頭はHP錬金のままで構わないので、HPにかなりの余裕が生まれる(忠誠を使わない限り、攻撃力に伸びしろはない)。

 そして次に、スマッシュポテトを食べる前提の装備がこちら↓

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 バトルステーキ版との違いは、アンクがアヌビスになっていることと、アクセルギアがHP合成になっていること(ついでに前述の、トーテムが少し安いヤツでよくなること)である。ステーキを食べないことで失うHP30をそれで補っているカタチだ。金ロザをHPに替えたりすればもっと手っ取り早い上にHPにも余裕が生まれるけれど、ここではバトステVSスマポテをしっかり比較するためにも攻撃力を優先した。
(※ちなみに、破毒の指輪を付けた場合に頭錬金でHPに余裕が生まれるのは同様だが、金ロザを伝承含めてHP埋めにしないことには結局アヌビスアンクを外すことができないため、攻撃力が大きく伸びることはない)

 セトを外したために攻撃力が両腕とも19下がり、さらにターン未消費率4.5%も失っている。そして、その代償に得られるのがスマポテによる会心率+2.2%というわけだ。

 あとは、この2パターンの条件をダメージ計算機にぶち込んで結果を見るだけだ。

セッティング別 Aペチダメージ期待値

 2パターン分の結果を一気に並べてしまおう。上がバトステ用調整、下がスマポテ用調整の計算結果だ。

※細かな条件は以下の通り。
・ベルトはスライム系8%
・会心練磨と奇跡会心宝珠はLV5+飾石
・片手剣スキルは160Pに会心率+1.0%、170Pに攻撃力+8
・装備内容はかりんと基準で、隼改は左右ともに会心錬金
・トーテムのセット効果は奇跡会心と同枠として扱い、加算ダメージ130として計算している

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 バトステ用調整のダメージ期待値は916、対して、スマポテ用調整は911という結果になった。

 残念ながらと言おうか、トーテムのセット効果を加味した上であっても、スマポテ用調整の火力は従来のバトステ用調整に一歩届かなかった。失った攻撃力を会心率の増強では補えていない、ということだ。ダメージ期待値のみならずアクセルギアのターン未消費4.5%も失っているので、完敗といっていい。

 今回の計算はすべてかりんと個人のセッティングを反映しているだけなので一概に言えないけれども、少なくとも当座はレーザー確定耐えHPを意識する限り、従来通りバトルステーキの使用を前提して問題ない、ということで良さそうである。

 もちろん、トーテムとスマポテの相性自体は文句なく良好なのだから、「HPを多少下げてもスマポテの使用を優先する」選択肢が以前に比べれば有力になったことも疑いない。そもそもHPをレーザー基準に調整することも戦略の一つに過ぎないので、今回の比較はあくまでそうした特定条件下を想定したものだ、ということも付記しておきたい。

 そんなわけで、バトマス達の肉食偏重は今後もしばらく続く見込みだ。ちゃんと野菜も食べるのだぞお兄さんとの約束だ。