会心特化バトマスは復権したか?

 ふきあれる「災禍の陣、弱体化」という嵐。
 みなが絶望に打ち震えるなか、男はその嵐をも「追い風」にせんと立ち尽くす。

 名を、バトマス。
 

会心の一撃への追い風

 簡潔に言うと、今回の仕様変更でトクをしたのは敵守備力に依存しない物理攻撃だ。以前はまったく恩恵のなかった災禍が、しっかりと仕事をしてくれるようになった。
 バトマスでいえばプラズマブレードなんかもそうだが、やはり出世頭といえば会心の一撃

かいしん
 その名に恥じぬダメージを叩き出す会心の図。
 訓練されたバトマスはこのログを見ただけでも例の音が聞こえるという。

 災禍の陣が全職業に与えられたこともあり、会心の一撃が強化される機会は以前よりもだいぶ増えた。
 もちろんバトマスとて普通の攻撃は災禍アリでも通りにくくなったが、以前も計算したように会心特化であればトータルでトクをしている。
 

ツメとの火力差

 前バージョンのバトマスが苦境であった理由のひとつは、同じ純粋火力職であるまもの使いに溝をあけられていたことだ。むこう以上に搦め手に欠けるうえ、総合火力でも瞬間火力でも後塵を拝していたので相当キツかった。

 だが今回バトマスとは反対に、まもの使いの主力武器ツメは災禍弱体化の影響をモロに受けた。

 敵の硬さにもよるが、新しい災禍にルカニ2段を重ねて、ようやく以前の災禍と同等程度のダメージになるという具合だ。

 総合的に見て、バトマスとまもの使いの火力差はかなり縮まった。

 とはいえ、ウォークライ+ライガーを持つまもの使いに瞬間火力で張り合うのは無謀だ。ゴリラに「握力で勝負しようぜ」と絡んでいくようなモンである。
 バトマスは継続・安定火力という観点から立場を得ていく必要があるだろうか。 
 

ルカニに依存しない火力

 これまで我々は、敵がどんなに硬かろうとも「煮込めば全部同じ」と言わんばかりに災禍で柔らかくして食べていた。だが、もうそんな圧力鍋はない。

 これからはルカニで代替するほかないが、2段階かけても守備削減率は40%。しかも、手段が豊富なように思えて意外に意識しないとかけ忘れるのがルカニだ。敵の硬さに悩まされる機会はきっと増えるだろう。

 さて、この環境もバトマスへの追い風になる。会心特化スタイルはルカニへの依存度が低い。敵が硬ければ硬いほど相対有利である。

 考えてみると、いつなんどきでも災禍で守備0になった敵を相手にさせられていた前環境が、バトマスにとって「向かい風」すぎたのである。
 

まとめ

 相対的な意味合いが強いものの、バトマスは物理火力職としての地位をだいぶ取り戻した、と思う。
 物理火力の宿命として各種サポートを受けてはじめてチカラを発揮できるので、オートマなどでは相変わらず厳しめな部分もある。先ほどのログにも写っているが、息の合うアシストがあるのとないのとで、バトマスの動かしやすさは天地ほども隔たる。

 ちなみに実際に「追い風」を受けたのはバトマスというより片手剣であり、戦士や魔法戦士も大いにトクした組である。

 どうでもいい話だが、攻撃力600くらいの水準でベルト13%フォースあり、FB・耐性減・災禍・レボル・ガジェ・猛攻の書くらいまで重なると、Aペチ右手の会心ダメージが9000ほどになる。

 マジルレか愚者がないと9999にならないのが惜しい。ただ、ルカニも乱れ舞も不要(=無関係)なのでカンストもわりと不可能ではない感じだ。フォースによる通常攻撃補正がいい仕事をしている。

 災禍が以前のままだったらまず不可能だった「Aペチ会心9999」。あらたなロマンの幕が開けた。