キラパンをかわいがってみる

kirapan

 遅ればせながら、ウチのキラパンもようやく育成が終わった。

 ところで、アストルティアにおける命名ランキングのトップはゲレゲレだったそうである。信じられん、当時はまごうことなきネタ枠だったのに。小学生の間での採用率は本気で0%だったぞ。

 しかし、いまゲレゲレを愛でている人の中にも、隠れチロリアンや隠れボロンゴリアンがたくさん潜んでいやしないだろうか。教区簿冊ないし宗門改帳を確認して「DQ5の時につけていた名前」も集計してみたいところだ。絶対ビリだと思う。

 さて、とにもかくにも、いまもっとも愛玩されている仲間モンスターであろう我らがキラパン。
 せっかくだから本当に「かわいが」ってみよう。
 

「かわいがる」の性能

kawaigaru 効果どころかこの特技の存在すら忘れていた人もいるだろう。「かわいがる」(チューンナップ)の効果は、「ピオリム2段」「テンション1段」そして「攻撃力・守備力・攻魔・回魔+20」「会心率・身かわし率+2%」という布陣だ。ハートの独自アイコンすら持っている。

 こうして並べるとかなり充実した内容である。ステータスを固定値で引き上げる効果は今でもけっこうレアだ。


 さて、効果を見たときは少し期待したのだが、残念ながらよく考えるとキラパンとの相性はあまり良くない。

 いま流行しているキラパンの育成型はおそらく「しっぷう攻撃」と「いなずま」を軸とした非攻撃力依存型だ。攻魔もはじめからいなずまキャップの200に調整していることが大半である。

 つまり能力アップ効果がどれもほぼ活きてこない。

 どうもゲレゲレ君はこちらの愛情に無頓着なようだ。まさしく猫である。

 

かわいがるは活用できるか?

 だが、ピオリムおよびテンションアップの効果なら有効に使うことはできないだろうか。ただでさえ俊足のキラパンに即席でピオリム2段を付与できるのは大きい。

 戦闘開始直後に「かわいがる」ことを想定してみよう。

 育成済みのキラパンが放ついなずまのダメージはおよそ900ほどだ。テンション1段があれば1300以上のダメージを叩き出す

 そして同時にかかるピオリム2段により2ターン目がすぐにまわってくる。再びいなずまが降り注ぐ。ダメージは計2000を超える。これはドラゴスライムあたりまで殲滅可能な数字だ。

 これ、ちょっといいんじゃないだろうか。自分に武器スキルがなくとも範囲狩りができるのはお得だ。ぶんまわしするのに比べて、位置取りが必要ないのもラクチンである。サポ探しの手間も省ける。

 なつき度上げの狩りをする際は、必然まもの使いであることが多い。もしやこの用途、いけるか?

inazuma すまん、ダメだった

 残念なことにキラパン君、思ったより頭がわるい。敵ABCDEが横一列に並んでいるとして、いなずまをCではなくEに撃ってしまうのだ。そこが範囲の中心になるので討ちもらしが出てしまう。サポのハンバトのようにいかない。

 加えて、1戦闘でいなずまを2発撃たせるとMPの枯渇が早まる。ソーサリーではまかなえぬ。

 スピードだけは期待通りで、サポのバトバト旅が「ビート→ランドランド」を完遂するのに引けをとらない殲滅力をただの一匹で見せてくれるのだが、いかんせん安定感に欠けていた。
 

 そんなわけで「かわいがる活用計画」はくそみそな結果に終わったのでした。かわいがる自体はけっして弱いワケではないが、「あえてまもの使いと組む」ことでキラパンの新境地が開拓される、というほどの威力はないようだ。


 ただ、キラパン自身を主戦力として戦わせながら絆が深まっていく感じはオツなものだ。逆に、延々と控えメンバーにしたまま10転生を終えてしまった仲間モンスターには、なかなか愛着が沸かんというのも致し方ないところである。そんな目で僕を見るなパペットマン。