意外と複雑なブレス耐性のお話

闘戦記のヤツらはブレスをはくだろうか? 獣魔はともかく、冥骸魔はいやらしいブレスを持ってそうな気配もある。かりにそうであれば、ブレス耐性装備が必要になるかもしれない。ブレスといえばレグナードの時にがっちり対策した人も多いはず。とはいえ、レグが実装されたのは2015年10月。もう2年半も前である。そんなばかな私は信じないぞ

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2018年現在のアストルティアには、その頃まだ冒険を始めていなかった人もたくさんいるに違いない。レグナード以降「ブレス対策が重要なボス」はさほどいないこともあって、意外に複雑なブレス耐性の仕組みをご存知ない方もいるのではなかろうか。

古よりレグと戦い続けている闘士達には今さらな感じかもしれないが、記事2つ分を費やしてブレスを完全に防ぎたい場合の注意点について書いてみよう。
 

ブレス無効の成功例と失敗例

 「ブレスを完全に防ぐ」というのはすなわち、ブレスのダメージを0にまで減少させてその追加効果もろとも無効化してしまうコトだ。これによってブレス耐性が状態異常耐性を兼ねるようなシーンで主に用いられる。

 無効化するにはどうするか。簡単だ。あれやこれやの手段を使ってブレスへのダメージ軽減率を計100%以上にすればいいのだ。
 

 最もシンプルなのが、

心頭滅却(40%)+盾と体上のブレス錬金(計60%

というやつだ。もともとブレス耐性のついた盾も多いので、この上なくお手軽である。常時無効でなくていいのならファランクスやアイギスに25%を担ってもらってもいい。

 盾を持てない場合でも、

心頭滅却(40%)+体上のブレス錬金(40%)+磁界シールド(20%)

なんていうトリッキーな組み合わせで限定的に無効化するコトもできる。
 

…さて、こんな簡単な話ならこのうえ何を説明しようというんじゃ貴様は、と思われたかもしれない。
 では、次のパターンにいってみよう。
 

心頭滅却(40%)+体上のブレス錬金(35%)+やいばのぼうぎょ(25%

 当時、レグに対して両手武器でブレスを無効化しようとして失敗する人が続出したパターンがコレである。いや、つまり僕のことだけどね。

 一見すると軽減率100%を達成しているが、実はコレ、ばっちりダメージが通ってしまう。しかもレグのダメージ約1500のブレスだったら150は通るほどにガラ空きなのだ。蚊は間違いなく入ってくる。
 

ぼうぎょ行動に潜む落とし穴

 上の例で蚊が室内にいた理由はこうだ。
 「ぼうぎょ行動」はその他の軽減率に対して単純な足し算で処理されていない。

 説明しよう。「やいばのぼうぎょ」や「だいぼうぎょ」といったぼうぎょ行動は「戦闘中に変化したブレス耐性」に対してのみ掛け算で処理されてしまう

 上の失敗例で言うと「戦闘中に変化した~」というのは心頭滅却のコトだ。心頭滅却(40%)とやいばのぼうぎょ(25%)の軽減率がまず先に掛け合わされて55%となり、そこに装備分の耐性(35%)が足され、最終的には計90%の軽減率となっている。

 40%と25%が合わさって55%とは何ぞや? となった人のために言い換えてみる。やいばのぼうぎょによる軽減は、心頭滅却が40%のダメージをカットしたあとに残った分のダメージにしか働いていないというコトだ。残った60%の25%だから15%。これが上の例におけるやいばのぼうぎょの本当の仕事量だ。

 このぼうぎょ行動にまつわる落とし穴を知らないと、用意すべきブレス耐性装備の数字を間違ってしまう、なんて悲劇が生まれる。う、思い出したら涙が…。

 そういうワケで、上の例を無効化成功例に変えるためには装備の耐性値が45%必要になる。

 そしてブレス耐性は宝珠でも6%まで積めるし、やいばのぼうぎょを宝珠で最大5.5%強化することでも補える。
 …のだが、ここにもまた落とし穴があるのだ
 

次回予告

 ひとつクイズを出してから帰ろうと思う。下記の条件でブレスをくらったら、ダメージは通るでしょうか、通らないでしょうか?

心頭滅却(40%)+体上のブレス錬金(40%)+宝珠LV4飾石のやいばのぼうぎょ(29.5%

 すぐ答え合わせしちゃうぞ? 心頭滅却とやいばのぼうぎょの掛け算を先に処理すると57.7%という数字になる。そこに体上の分を足して、合計97.7%が最終的なブレス耐性値。…のハズだ。2.3%だけダメージが通るということになる。

 そして、この条件でベリアルのヘルファイア(ダメージ200前後)をくらってきた時の画像がコチラだ↓

同様ヘルファイア1 ん? おかしいな。無効化している。もちろん「打たれ名人」の類は事前に全て外している。

 つまりコレは、答え合わせの中で何か間違っているということだ。次回はそのことについてお話しよう。