祭りのあと 振り返る異星侵略軍

昨晩のヴェリナード酒場はただならぬ盛況ぶりだった。ネタの域を越えた催しはみんなの思い出の一頁に刻まれたことだろう。

彼らの襲来中にいろいろ書くこともできたけれど、アレは「祭り」のようなモノ。攻略心を出すよりも終わってから振り返る方がよかろうと思い、あえて「すでに無意味」となった今日書くことにした。

昨日の時点ではネタバレも気になるから「オラもよくわかんねえけど、ヘンなやつが魅了してくっぞ」とか「とにかくあいつらすげぇ数でよ」とか悟空レベルの語彙で喋らないといけなかったが、今日はもう大丈夫だろう。
 

異星からの侵略軍の特徴

侵略軍

 いつもの防衛軍との一番の違いは「雑兵の数」だった。カンダタも複製できるわけだし、やつらはバイオ戦士か何かなんだろうか。惜しみなく戦線に投下され、そして我々のご飯となっていった。「地球に宇宙人が襲来しても、かれらの肉が醤油と合う味だったら日本人が全部狩るから大丈夫」というアチラさんのジョークを思い出した。

 次の違いは、鐘の代わりに登場した未確認飛行物体。鐘に比べて積極的に移動し、こちらを宇宙人に変えるビームを放ってくる。はっ…そうか、では我々が駆逐した彼らも元々は…。

 序盤に登場するメカカンダタも楽しいヤツだ。これは後で話そう。

 ボスの巨大リルグレイドだが、あれの中身はほぼブラゴである。ブラゴを捕獲して光沢のあるモノを塗りたくれば出来上がり。
 

侵略軍から学んだもの

 まずは雑兵の数について。これは体感した人も多いと思うけれど、明らかにコチラを利した。

雑兵

 テンションの糧になる、というのがまず1点だが、それ以外にもある。数の暴力と帳尻を合わせるカタチで非力に設定されているヤツらの攻撃は、ダメージ軽減手段が充実している昨今の我々には無力化することがたやすい。もう戦いは数ではないよ兄貴。

メカカンダタ

 メカカンダタは我々に大きな教訓を残した。ヤツは防衛軍に初めて「魅了」を持ち込んだ。そして魅了された我々は、あろうことか防衛結界を破壊する側に回ったのである。

 不謹慎だが、とつぜん幾人かの闘士たちが戦線を離れて一目散に防衛結界を破壊しにいき、歴戦の元帥たちが「おい、やめろお前たち! 正気に戻るんだー!」とツッコミして回る様には映像に残したいくらいの美しさがあった。一種の様式美。

 次に未確認飛行物体だが、コレ僕の意見では、ゲームメイクの観点から鐘よりも優れたヤツだと思う。普段の鐘は雑兵を召喚するのみだが、UFOは先述した変化ビームを使って妨害もしてくる。そのおかげで、先に処理すべきという立ち位置が明確になっているのだ。

 ふだんの防衛軍における鐘は、時に真っ先に倒しにいくべきで、しかし時には捨て置いても構わない、てな具合に意見が分かれることのある存在だ。コレがオートマではたまーにだが厄介の種になる。鐘にもUFOのような妨害能力がひとつでも備われば、この問題は解消されるのだなと思った次第だ。
 

異星からの侵略軍のスタメン化について

 ネタというにはあまりに出来がよかったため「この侵略軍が一日限りなのはモッタイナイのでは?」と思った人も多いと思う。いや、あるいは「初めからスタメン化するつもりで…?」という読みも。

 が、これはおそらく無いだろうと思う。巨大リルグレイドがとうに南下したあと北側に支給される砲弾といい、見た目に反して準備時間ゼロで、明らかに止めたように見えても設置されてしまうメカカンダタの土下座爆弾といい、急ごしらえであることを示すポイントはいくつかあった。

 かりにまた彼らが襲来するにしても、その時には更なる完成度を得た彼らこそが我々と相対することになるだろう。